着替えるたびに「今日も乗り越えられるかな」と不安になる。
あなただけじゃないです。これ、読んでほしいです。
もしかして、こんな毎朝を送っていませんか?
一つでも当てはまったなら——この記事は最後まで読んでみてください。
あなたが「弱い」のではなく、構造的に消耗させられている可能性が高いです。
まず、一つ聞かせてください。
あなたは今日、何回「大丈夫です」と言いましたか?
看護師という仕事は、感情を「道具」として使う職業です。患者さんの前では穏やかに。先輩の前では従順に。後輩の前では頼もしく。場に合わせて自分の感情を調整し続ける——これは非常に高度な脳の作業です。
頑張り屋さんほど、この「感情の切り替え」を完璧にこなそうとします。どんなにしんどくても、「プロとして感情を出してはいけない」と思っている。
でもこれが、じわじわとメンタルを蝕む原因になっています。
感情を押さえ込み続けると、脳は「今の状態が危険だ」と誤認識し、常に緊張・警戒モードになるのです。
毎朝の「怖さ」「憂うつ」は、あなたの脳が慢性的な緊張状態に置かれているサインです。
多くの看護師さんが最初に試みるのが、「もっと頑張る」か「耐える」かのどちらかです。
どちらも間違いではないですし、短期的には乗り越えられることもある。でも、私が産業保健師として100名以上の方の相談を受けてきてわかったのは——
「耐え方」だけを磨いても、根本の思考パターンが変わらない限り
3年後も、5年後も、同じしんどさが続くということ。
実際に、こんな方がたくさんいました。
年数や経験では、解決しないことがあるんです。
ここで一つ、看護師ならではの視点で考えてみてください。
……しませんよね。
バイタル・既往歴・生活背景・患者さんの言葉——あらゆる情報を集めてアセスメントする。
自分自身のメンタルに対しても、同じことができます。
「なぜ今、私は怖いのか?」「この不安は、どこからきているのか?」
自分の思考をアセスメントすることで、根本原因に気づけるのです。
私自身、新人のころから「耐える看護師」でした。リーダーになっても、仕事が回せるようになっても、緊張の糸はほどけなかった。
変わったきっかけは——「なぜ今、私は怖いんだろう?」と看護のアセスメントと同じように、自分の思考を分解し始めたことでした。
するとじわじわと、不安も緊張も消えていきました。
産業保健の現場で気づいたのは、楽になる人には共通点があるということ。
違いはたった一つ。「感情の原因」を探ろうとするかどうか、です。
感情に飲み込まれているときは、その感情の「外」には出られません。でも、少しだけ「なぜ?」と問いかけると、不思議と感情が落ち着いてくる。
これは「メンタルが強い・弱い」の話ではありません。
技術です。練習すれば、誰でも身につけられます。
あなたが毎朝感じている怖さは、あなたが弱いからじゃありません。
命を守る仕事を、誠実にやってきたからこそ——心が悲鳴をあげているんです。
その悲鳴を、一人で抱え込まないでほしいと、心から思っています。
一人で抱え込まなくていい。
あなたの「しんどい」に、寄り添わせてください。
看護師専門のメンタルヘルスサポーター
100名以上のメンタル相談に寄り添い、
看護師の3か月救済プログラムを主宰。